こんにちは、モンストブログ「MONSTOPIC-モントピ-」管理人のかじゅうです。
モンストイベント「掟と抗争のカルコサ」で実装されたアザトース、ニャルラトホテプ、ヨグ=ソトース。むむ、聞きなれない名前のキャラですが、皆さんは元ネタや設定をご存じですか。
本記事では、元ネタや設定を紹介すると共に、イラストの謎についても触れていこうと思います。
実はめちゃくちゃ凝った世界観だったんです 驚
- 掟と抗争のカルコサとは?
- アザトースは〇〇のボス?
- ニャルラトホテプが持っている花の秘密
- ヨグ=ソトースのイケメン台詞
- ハスターの武器
- クトゥグアの恋愛と憎しみ
- イタクァの元ネタとイラストについて
- ビヤーキーの元ネタとイラストについて
掟と抗争のカルコサとは?世界観解説
クトゥルフ神話の神々
「掟と抗争のカルコサ」で実装されたキャラは、「クトゥルフ神話」とよばれる神話に登場する神々。あるアメリカの幻想作家が作り上げたひとつの世界観。
その内容を簡単に説明します。
人類の敵側のキャラなんだね!
それでは、次項よりそれぞれどんなキャラクターなのか紹介していきます。
アザトース‐盲目白痴の神‐
万物の王、盲目白痴の神等と呼ばれる。クトゥルフ神話に登場する神々を産み出したまさに王のような存在。無限に広がる宇宙の中心で収縮と膨張を繰り返していて、不定形な泡立つ影の姿をしていると言われる。
我々が存在するこの世界は、アザトースの長き微睡みの中で見る夢にすぎないため、目覚めは「世界の崩壊」を意味する。
モンストのアザトース
獣神化前のSS名が「カルコサマフィアの超新星」となっています。モンストのアザトースは、万物の王ではなくマフィアのボスといった感じの様です。
獣神化前のSSボイス
ハスターのバカに伝えておけ。首を洗って待っていろ。ってな。
イラストで締められているスーツの男は、ハスターの部下なのだと思います。どうやらこのイベントでは、アザトース率いるマフィア側の陣営とハスター率いる国を牛耳る邪悪な皇太子との抗争を描いたイベントだということがわかります。
獣神化の左目が赤く光っていて、同じようなものがイラスト中央に描かれています。左目を見開くと「永劫の闇」すなわち「無限の宇宙」を発現させることができるのではないでしょうか。
獣神化前ではバンダナで束ねていた髪を、獣神化後では解いています。髪からは黄色い眼のようなものが現れています。「盲目」「宇宙」というキーワードをもとにイラストが描かれているのが分かります。
「盲目白痴」のアザトース
視覚も知覚もない神ということですが、「生まれた時からない設定」と「旧神によって奪われた設定」の二つがあるそうです。
ちなみに筆者は、「無限の宇宙=限りない無=視覚も知覚もない」説を推しています!
ニャルラトホテプ‐這い寄る混沌‐
千の化身を持つ、芸達者な神。アザトースの息子。アザトースが目覚めぬよう地球上の優れた音楽家を集め従事させるなど、事件の裏側で暗躍する邪悪な黒幕の立場。
モンストのニャルラトホテプ
モンストのニャルラトホテプは、かなり色男に描かれています。特に獣神化前のイラストは、芸能人のような雰囲気。千の化身を持つニャルラトホテプのイメージに合ったイラストだと感じました。
■ 獣神化前のSS名「偽りの愛と花束」
■ 獣神化の名前に「スパイ」
とあることから、ハスター側陣営へのスパイとして動いているキャラだということが分かります。
獣神化前のSSボイスでは
千本の薔薇と清楚の百合が君にはよく似合う
「千の薔薇と清楚な百合」と言っているので、ハスター陣営の誰かに対して、色仕掛けでスパイ活動をしているのでしょう。果たして誰に花を贈ったのでしょう。イベントに登場する敵キャラで女性のキャラといえば‥もうお分かりですか?
獣神化のイラストに描かれている右腕は、自由自在の場所に出現させることができるのだと予想します。(ニャルラト本体の右腕に注目)まさに、「混沌から這い寄る」を表しています。
ちなみに獣神化前が持っている花は、「スカシユリ」だと思います。(間違っていたらごめんなさい)
花びらを大きく広げ、花の中が透けている姿にちなんで、「注目を浴びる」という花言葉が付けられたとされています。
SSボイスが結構イケメンなので是非聞いてみでください!
ヨグ・ソトース‐副王‐
神の副王であり、時間を司る邪神。クトゥルフ神話の中でも強大な力を持つ。すべての空間に接している特性があり、時空を超越した存在。その姿は強烈な光を放つ球体のようなものとされているが、あくまでも人間にそのように見えるだけという。
モンストのヨグ=ソトース
獣神化前、獣神化どちらのイラストにも「時空間のゆがみ」のようなエフェクトが描かれています。獣神化前のイラストはまさに空間を移動してきた様子だと分かります。
獣神化のイラストは、車を真ん中で真っ二つにしています。空間を操る能力が、広げたり伸ばしたりと応用がきくのだとしたらチート能力ですよね。獣神化のSS「回転する属性弾」とイラストがリンクしていることは気づきましたか?
個人的にヨグソトースのSSボイスはおすすめなので是非聞いてみてください!
獣神化のSSボイス
時空は全部このヨグ樣のもんだ。逃げらんねーんだよ!
ヨグ様ってwww
ハスター‐邪悪の皇太子‐
「邪悪の皇太子」という異名を持つ。異界都市カルコサに棲んでいる。外見は、触手に包まれた巨大なトカゲや黄衣の王として知られる黄色いマントのような衣を纏う男といった姿が有名。風の属性の首領で同じ属性のイタクァなどを束ねている。火の属性のクトゥグアと同盟関係にある。
モンストのハスター
進化 神化
このイベントで、アザトースたちマフィア陣営が闘っている相手の親玉。絶対的な掟により永久なる隷属を強いる邪悪な皇太子。進化はガトリングを。神化は元ネタにもある通り、触手の様なものをそれぞれ武器にしていますね。
神化のSSボイス
俺様のご帰還だ!二度と戻れぬ地獄ってやつを見せてやるよ!
「俺様のご帰還」とあるので、どこかに捕らえられていたのだと思います。どこにどうして捕らえられていたのか分かりませんが、アザトースたちと無関係ではないはず。差し詰め、一度は敗北したが邪悪な力を得て復活したということではないでしょうか。SS名の「リバイバル」は復活。「テンタクル」は触手という意味があります。つまり、触手の能力を得て復活したのが神化の姿だと考えました。
「縦横無尽に駆けまわる」が触手を振り回しているイメージなんだと思います!
クトゥグア‐火の精‐
炎を操る火の精。人間の目には「炎の生ける火花、光の小球のむらがるもの」の様に見える。ニャルラトホテプの天敵。設定が少なく脚色されやすい。
モンストのクトゥグア
進化前 進化
このイベントで一番かわいい子!モンストでは水属性で登場。青い炎はかっこいい!進化前の花束は、なんと獣神化前ニャルラトホテプが持っていた花と一緒なんです!
つまりニャルラトが敵陣営にスパイとして潜入する際にターゲットとして選んだのがクトゥグアということになります。そしてニャルラトの正体がマフィアのスパイと発覚し、裏切りに涙を流した。それが進化前のイラストなのではないでしょうか。
そして進化後は、溢れる涙を決して消えることのない憎しみの炎としてニャルラトの前に立ち塞がる様子を描いているのだと思います。
進化のSSボイス
お前を焼き尽くす憎しみの炎。決して消えはしない。
決して消えないのが「炎」と「憎しみ」にかかっているのがいいですね。
さて、元ネタでニャルラトホテプとクトゥグアが天敵同士ということを覚えていますか?モンストでもしっかりその設定を再現していますね。さすがモンストです!
イタクァ‐死を運ぶもの‐
ハスターを助けるために呼びだされた、ハスターの意志に従う風の精。
基本的に長い手足と赤い瞳を持つ巨大な人型の邪神。
モンストのイタクァ
進化前 進化
進化前と進化後のイラストどちらにも「蜘蛛」が描かれているが、関係性は不明。風の精らしい描かれ方はしているが、元ネタとの合致はこれくらい。蜘蛛の眼が赤く、手足が長いとも言えるのでこの辺で元ネタは回収しているのかもしれない。
ビヤーキー‐翼ある貴婦人‐
奉仕種族のビヤーキーは、光速を超える移動を行い、人間の言葉も理解して共に旅ができる。見た目は恐竜の頭と蜂の胴体と蝙蝠の翼を混ぜたような奇っ怪な有様をしている。
モンストのビヤーキー
進化前 進化
恐竜の頭と蜂の胴体と蝙蝠の翼。どれもイラストに描かれています。蜂の部分だけ胴体ではなく翼に描かれているが、ナイスアレンジだと思います。ねえねえ、その帽子は体の一部ですか?
まとめ
モンストイベント「掟と抗争のカルコサ」の元ネタと設定を調べてみました。
まず、ガチャ限が神話の神様で本来は敵キャラなのが驚きでした。アザトースたちがおそらくマフィアだということは、モンスト運営側のオリジナルでしょう。馴染みやすくなって面白いなと思いました。
この記事は、モンストのイラストや元ネタ、SSなどから勝手に予想した内容が含まれているので、全て正しいとは限りません。しかし、一つの予想として楽しんでいただけたら幸いです。
クトゥグアの運極を作りたくなりました。終わります。
読んで下さりありがとうございました。